辞める前に必要なこと(書類編)

キャリアコンサルタントのグランマです。

GWですね。
カレンダー通りなので…明日は仕事です。

先日、友人から雇用保険受給についての質問を受けました。
その時に…ふと気になったことを書いてみました。

皆さん、会社を退職する時「離職票」って貰ってますか?

会社から「退職関係の書類は必要ですか?」
と聞かれたりしませんか?

退職して、すぐに仕事が決まっている人は「特に必要ありません」と答えてませんか?

退職日の翌日から仕事が決まっている場合、「必要ありません」と答えがちになりますが…会社がくれるというものはもらいましょう。
そして、貰った書類は1年間は保管しましょう。

それは何故か?

雇用保険受給資格に関係があります。

離職日以前の2年間に被保険者期間が12カ月以上あることが必要なので、一年未満の就業の場合、前の会社の就業期間を通算できます。

万が一、何かの都合で1年以内に新しい会社を退職した場合、その前の会社の離職票があれば、2枚の離職票を持って雇用保険の申請に行きましょう。

でも、前の会社の離職票をもらってない場合は前の会社に離職票をもらいに行くのは…行きにくいですよね。

だから、会社から貰える書類は全部もらいましょうということです。

新しい会社で1年以上就業していれば新しい会社のみの離職票で雇用保険は申請できるので、保管している離職票は破棄しても構いません。

前の会社の離職票もらってなくて、1年以内に退職した場合は、管轄のハローワークに相談してくださいね。

貰えるものはしっかりもらいましょうね。

グランマの相談室

キャリアコンサルタントとして、産業カウンセラーとして、市民レベルの応急手当インストラクターとして身近な疑問やお役立ち情報などを書いています。 日本ではほとんどない、 「日常相談ができるホームカウンセラーの確立」を目指しています。 日常は選択の毎日。悩むことも多いけれど自分で選択する力をつけることが大事。それを応援しています。

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